父は田舎の貧しい家庭に生まれましたが、親戚の開業医に子どもがいなかったこともあり、支援を受けて医学部に進学しました。卒業後は丁稚奉公のように働き、やがて自らも開業医となりました。最初から開業医というのは珍しい経歴でした。父がいなければ、私が医師になってこの仕事に就くことはなかったと思います。
研修医時代には、柏崎禎夫先生に出会いました。人間的な魅力にあふれた先生で、強く惹かれ、「この先生のもとで学びたい」と心から思いました。それまで全く興味のなかったリウマチ・膠原病の分野を専攻したのも、この出会いがきっかけです。柏崎先生は基礎研究よりも臨床研究を重視される方で、私もその姿勢に大きな影響を受けました。振り返ると、父も先生も「臨床一筋」であったという共通点があります。
2025-11-10 16:06:54
院長ブログ