医療法人社団 平世会 若林医院

世田谷区若林駅,内科・リウマチ科 若林医院

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関節リウマチ、痛風、膠原病、骨粗しょう症
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診療案内

関節リウマチ

自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つです。関節リウマチの患者さんの頻度は、成人の約1%程度と考えられ、まさに身近な難病ともいえます。関節リウマチの治療には、メトトレキサートというお薬が、もっとも使われています。しかし、メトトレキサートを開始すると、約2~3割の患者さんで、肝機能障害、口内炎、肺炎などの副作用が出現します。そのため、メトトレキサート投与後は、リウマチ専門医のもとでの定期的フォローが必要です。メトトレキサートだけでは病勢をコントロールできないときは、生物学的製剤というお薬を使用します。私は、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月200~300人の関節リウマチ患者さんの診療を行い、センターの生物学的製剤係りとして、生物学的製剤使用のマニュアル作りなどに関わってきました。当院では、これまでの経験を生かして、安全かつ有効に関節リウマチの治療を実践していく所存です。
 

 

痛風

痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。正しい治療を受ければ全く健康な生活が送れますが、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする場合があります。痛風の発作中に尿酸値を急速に下げると、かえって発作が悪化することが多いです。痛風発作中は、関節炎の治療を行い、その後、痛みが落ち着いたら、時間をかけて尿酸値を正常化することが重要です。私は、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月150~200人程度の痛風患者さんの診療を行ってきました。この経験を生かして、痛風発作の治療や尿酸値のコントロールを行います。

 

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、骨密度の低下または骨質の劣化により骨強度が低下し、骨折しやすくなる疾患です。日本国内の患者は高齢女性を中心に年々増加しており、自覚症状のない未受診者を含めると、推計で1100万人超に上り、患者の8割は女性です。高齢の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が、患者になっている可能性があるとされています。医学の進歩に伴い、骨粗しょう症の有効な予防と治療が可能になっています。私は、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターで実施中の大規模コホート研究を用いて骨粗しょう症の臨床研究を行い、数々の知見を報告してきました。この研究に対して、日本骨粗鬆症学会などから数々の賞をいただきました。2015年度版骨粗鬆症の予防を治療のガイドラインも、私が分担執筆しております。本院では、骨粗しょう症の専門家としてこれまで培った知見を活かして、有効かつ安全な治療を行います。この病気で困っている方がいましたらお気軽にご相談ください。

 

詳細なご病気のご説明は、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターのHPをご参照ください。
このHPは、女子医大のそれぞれの疾患の専門家が分担して書いており、骨粗鬆症は私が担当しました。
リウマチ http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/ra/about-rheumatism.html
膠原病 http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/kougenbyo/about-kougenbyo.html
痛風 http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/gout/about-gout.html